2026年10月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
サマンサタバサジャパンリミテッド(元・東証グロース)との経営統合から2年、紳士服業界の時価総額で4番手に座する東証スタンダード上場の紳士服コナカの行く末が懸念されている。サマンサは、赤文字系雑誌を象徴するブランド「Samantha Thavasa」などで10~30代女性向けにカバン・財布・アクセサリー等を販売し、2016年2月期に売上高約434億円を計上したが、ブランド力の低下で経営不振となった。そこに19年からコナカが救済の手を差し伸べ、資金支援を行いながら24年7月に完全子会社化し、サマンサの借入金に対する債務保証まで行ったのだった。しかし、その後コナカは売上高の9割を占めるファッション事業が好調とは言えず、サマンサとのシナジーもいまひとつのまま。サマンサは、取引金融機関と締結した金銭消費貸借契約において、財務制限条項に継続的に抵触し、延命的な返済猶予かコナカの支援に ………
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