2013年6月号 連載
貴誌との出会いはお客様の紹介から。創刊号から1年間購読料前払いで「もっと世の中を勉強しろ」と激励を込めての贈呈。社員もつられて読むようになった。記事で特に注目するのはビジネス欄。小さな記事が1~2年の間に大きな社会・経済問題となってきた。一時の興味本位でなく継続して取り上げ、専門家が豊富な情報と的確な資料に基づく検証と分析を行っている。仲間は貴誌が指摘する問題を注意深く見ている。
アベノミクスは経済界に衝撃を与え閉塞感に悩まされたムードを一変させた。世界が日本を意識し始めたのは何年振りか。世界は年ごとに総理が代わる国を相手にしない。安倍政権は長期安定して欲しいと願う。これから外交、経済など内外で山積する問題に対応することになる。権力が往々にして驕りと独善、停滞と腐敗を生むことは歴史が証明している。安倍首相は大きな耳を持ち、日本再興のリーダーシップを発揮してもらいたい。FACTAが国民目線で真実追求と正確な情報で社会変革に貢献することを期待する。
TMAC取締役会長 新田喜男