2023年3月号 連載
友人がファクタの編集に携っている事がきっかけでファクタを読むことになったのですが、なんとまあ過激な内容に驚きました。
次に、その記事内容にも友人は大丈夫なのか?思わずそう心配してしまいました。過激については、説明するまでもなく、殆どの読者の納得するところだと思います。そして、信憑性にはどのような評価がなされているのかとも考えました。彼は何故このような試練とも思えるような本造りに携わっているのか?上手に立ち回れないものだろうか?などとさえ思います。
しかし、友人の幼い頃の性格などを顧みれば、成る程と妙に納得したのです。但し、報道の在り方については、考えさせられる事となります。報道の役割が真実を伝える事にあるとするならば、彼等の取り組みは、賞賛に値するものです。
強大な権力を前に、真実を伝える勇気を持つファクタ記者や編集者達に、真の報道者の姿を見たような思いです。尊敬と敬意を持って応援したいですね。
デザイナー 安藤一彦